今回はCygwin上で使用するためのインストール手段を書きます。 なのでCygwinは別途インストールし、基本的な使い方は 知っておいてください。
GrWinグラフィクス・ライブラリから、Cygwin用のパッケージをダウンロードしてきます。 執筆時の最新版は0.99.9bでパッケージ名はlGrWn0999b-cygwin.exeでした。
ダウンロードしてきたパッケージを実行し、インストールします。 途中で、「追加タスクの選択」という項目に、 「Pgplotライブラリのインストール」というチェックがあるので ここにはチェックを入れるようにしておいてください。 (もちろんpgplotを使わない人はチェックする必要はないと思われます。 ここでは、すべてのチェックを入れてインストールします。 他の場合は試していません。)
ここまででインストールは完了しているはずなので、 試しに、テストしてみましょう。 Cygwinを起動してください。 また、以下のテストプログラムを適当なエディタで作成し、 適当な名前で保存してください。(ここではtest.cとします。) このプログラムは、 物理のかぎしっぽを参考にしました。
#include<stdio.h>
#include<cpgplot.h>
int main(void){
int xmin=0;
int xmax = 50;
int ymin = 0;
int ymax = 50;
double width = 5.0;/*Window 幅の設定*/
double rate =1.0;/*Window 縦横比1:1*/
if(cpgopen("?") != 1){
fprintf(stderr,"Error:device cannot be opened.");
exit(1);
}
cpgpap(width,rate);
cpgenv(xmin,xmax,ymin,ymax,0,1);
cpgmove(10,20);/*(10,20)に移動して…*/
cpgdraw(40,40);/*(40,40)まで線を引く*/
cpgclos();
return 0;
}
そして、保存したディレクトリに移動し、コンパイルします。 とりあえず以下がコンパイル時のコマンドです。
g77 test.c -o test -I/usr/include -L/usr/include -lcpgplot -lpgplot -Wl,--subsystem,console -lGrWin -mwindows
何もエラーがでなければコンパイル成功です。 同じディレクトリにtest.exeがあるはずなので、 コマンドラインから
./test.exe
と実行してみましょう。
Graphics device/type (? to see list, default /NULL):
と聞いてくるので、ここでは/CGWと入力してください。 するとGrWinがpgplotの出力結果を表示してくれるはずです。 背景を白にしたければ/GWでいいはずです。?と入れると一覧を出してくれます。 もし、ここで
grwnd.exeが見つかりません
というエラーがでて終了してしまった人は、 grwnd.exeがGrWinの配布元から配布されているので Cygwinのパスで言うところの/usr/local/binに入れるとよいようです。